RICOH THETAシリーズの特徴のひとつである、プラグインによる拡張機能。 AndroidベースのOSを採用しているTHETAでは、スマートフォンにアプリをインストールして新しい機能を加えるように、プラグインをTHETA にインストールすることによって、様々な機能を追加することができます。

リコー純正のプラグインの他、世界中の企業・個人の方が開発したプラグインは、RICOH THETA プラグインストアに公開されています。用途に合ったプラグインをインストールすることがで、自分だけの便利で使いやすいRICOH THETAを作り上げることができます。

THETA Xのプラグイン拡張機能

THETA Xは、AndroidベースのOSを採用しているため、プラグインの開発・インストールが可能です。さらに、従来のTHETAと違う特徴がいくつかあります。

大型タッチパネル でのプラグイン操作

THETA Xは大型タッチパネルモニターを搭載しています。操作性が向上したので、本体をクライアントモードでインターネットにアクセスし、RICOH THETAプラグインストアから直接プラグインをインストールすることができるようになりました。

※直接プラグインをダウンロードするサービスは終了いたしました。

RICOH THETA X「プラグイン直接ダウンロードサービス」終了のお知らせ

また、開発できるプラグインの幅も大きく広がりました。大型タッチパネルが搭載されたことにより、スマートフォンアプリと同様のユーザーインターフェースをプラグインでも実現できるようになりました。また、いままでと同じくWeb UIにも引き続き対応しています。

クライアントモード設定がより簡単に

THETAを無線LANルーターに接続するクライアントモードがTHETA X本体だけで簡単に設定できるようになりました。

クライアントモードを利用すると無線LANルーターを介してインターネットに接続できるようになる為、THETA X本体だけでプラグインのインストールやファームウェアのアップデートを行うことができます。

本体からプラグインストアで直接ダウンロード

まず、THETA XのクライアントモードでTHETAと無線LANルーターを直接接続しましょう。そして、本体画面の右端を左スワイプで表示されるプラグイン画面からプラグインストアにアクセスし、新しいプラグインをインストールしてみましょう!

いくつでもプラグインのインストールが可能に

今までプラグインに対応していたTHETAでは、本体パネルがなかったため、本体から、直接アクセスできるプラグイン数に制限がありました。(THETA Z1は3つまで、THETA Vは1つ)THETA Xでは、本体からアクセスできるプラグインの数に制限はありません。これから登場するさまざまなプラグインは、いくつでもに保存して、好きな時に本体から起動して使うことができます。

Photo by Sam Rohn THETA X 11K HDR

プラグインをインストールしてみよう!

THETA Xでも使えるプラグインとして最初にリリースされたのは、Wireless Live Streamingです!

Wireless Live Streaming (無線ライブストリーミング)は、THETAを無線LANアクセスポイントに接続し、PCを介さずにYouTube経由で360°の映像を手軽にライブ配信できます。

*THETAをクライアントモードで使用する必要があります。
*すべての環境で配信できることを保証するものではありません。高画質で配信するほど、より安定・高速なインターネット環境が必要になります。

詳細はこちらをご覧ください!

プラグインを開発してみよう!

大型タッチパネルを搭載し、よりプラグイン開発がしやすくなったTHETA X。

他にも、内蔵GPSの機能が搭載されたり、SDカードスロットが搭載され映像以外のデータの保存・取り出しが簡単になったり、Bluetoothのデバイスにも接続しやすくなったりと、THETA Xならではのさまざまな特徴があります。

THETAを活用したプラグイン開発の特徴や、SDK、APIに関する情報は、ぜひこちらをご覧ください!

さまざまな拡張のポテンシャルを秘めているTHETA Xのプラグイン機能。ぜひこれからの展開を楽しみにしていてくださいね!

編集:平川
撮影:大原

その他THETA Xの関連記事はこちら:

RICOH THETA Xの静止画画質の特徴を解説します

RICOH THETA Xの新機能:大型タッチパネルモニターでできる操作をご紹介します

サイドバナー