2019年6月に開始したRICOH THETA アンバサダープログラム。
今回、最上位ランクの「プレミア」を獲得された さとうじゅんこさんへのプレミア証の授与、座談会についてレポートします。
RICOH THETA アンバサダープログラムは、THETAをご愛用くださっている皆様と一緒に、THETAの魅力を広めていきたいと言う想いから開始しました。
プログラムに参加すると、ポイントが加算され、ポイントに応じた特典をもらうことができます。
アンバサダープログラムについて詳しくはこちらをご覧ください。
さとうじゅんこさんは、札幌で撮影会の開催や、THETAで札幌をまるっと紹介するセミナーなど、数々のプログラムを実施いただき、プレミアアンバサダー4人目となりました。
そして、札幌在住のため、プレミア証の授与と座談会は別々に実施しました。
プレミア証の授与は、2023年10月29日(日)にRICOH THETA10周年記念ツアー@札幌撮影会の際に、参加いただいた皆さんに見守られながら、プレミア証の授与を行いました。
ここからは、さとうじゅんこさんとの座談会の様子をレポートします。
2023年11月8日(水)にオンラインで座談会を実施しました。
リコーからはSmart Vision事業センター 稲葉センター長と、プラットフォームセールス室松岡室長、溝口グループリーダー、坂本が参加しました。
稲葉センター長からはじめのご挨拶
まずはリコーの参加者をご紹介し、続いて稲葉センター長からご挨拶をしました。
「アンバサダーとして、色々な方に対してTHETAについてお伝え頂いている、さとうさんの活動は我々リコー全体として非常に感謝しております。これからもぜひ一緒にこのTHETAの世界観を広げていきたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。」
ポイント交換内容のご案内
プレミアアンバサダーになると、今後獲得されたポイントは、純正アクセサリーやTHETAオリジナルグッズに交換することができます。ポイントで交換できる商品と交換ポイントについてご案内をしました。
じゅんこさんとリコーメンバーとの座談会
リコー稲葉
改めまして、本日はお会いできて光栄です。ありがとうございます。じゅんこさんのような方がいらっしゃる事で我々は支えられているなと、今一度感じられるすごく良い機会で、こちらとしては、大変ありがたいなと思っております。
THETAは2013年プロダクトとして発売になり、そこから様々な形でビジネスとして広がってきています。まずお聞きしたいのはじゅんこさんがTHETAを知ったきっかけを教えてもらえますか?
じゅんこさん
THETAを知ったのは、札幌で開催されたTHETA meet(https://topics.theta360.com/ja/event/2017-09-06/)でした。Instagramでフォローしている@jojiusiさんがオーガナイザーすると言う事で、どんな写真なのか見たら、面白そうだなと思って、でも一人で参加するのは嫌なので、分室にもときどき登場するうちの次女を誘って参加したのがきっかけです。楽しくて、これは面白いカメラだなと思いました。
参加者の中にPTAで一緒だったご近所の上葛さんもたまたまいて、撮影しながらこう撮ったらとか話が盛り上がりました。次の月が自分の誕生日だったので、ご褒美に買っちゃえ!と思って「THETA S」を購入しました。
最初は使い方が全然分からなくて、とりあえず撮ろうと使ってみたら、自分が写るのが当時はすごく嫌で、置いて物陰に隠れて撮るという、公園でめっちゃ怪しい行動をしていました。札幌市内だと撮りたいものがたくさんあって、まずテレビ塔を撮ってみたいとか、被写体には困らないんです。
翌年に作品を出してみませんか、とお誘いがあって、確か公園の写真を送ったのを覚えています。でもその時もまだどうしていいか分からなくて、アマゾンで本を探したら、本が出ていたので買って読んでみました。
でも一番変化していったのは、プレミアアンバサダー第1号の坂部さんが主催してくれている分室のオンライン飲み会でミニセミナーを毎月開催してくれていて、他の人がどういう風に使っているかという話を聞いていたら、「なるほど!そういう風につかえば面白いんだ!」みたいな感じでどんどん広がっていって、あれはすごく伸びるきっかけになりました。とても感謝しています。
リコー稲葉
THETAみたいな360度撮れるカメラって面白いなと思うものの、最初はどう使うかってなかなか難しいですよね。そういう時にアンバサダーの方が主催する色んな方の使い方セミナーや作品発表などがあって発想が広がったと言う事なのですね。
じゅんこさんは、元々カメラをやっていたのですか?
じゅんこさん
カメラは元々好きと言えば好きでした。
私が持っている一番古いカメラはフィルムが6×6のサイズの手巻き式で、祖父から譲り受けた100年近いカメラです。高校の時に写真部に入り、兄がせっかくだからとニコンの一眼レフカメラを買ってくれて。今は壊れて使えませんが、写真を撮るのは好きでした。
リコー稲葉
これからリコーやTHETAに対して期待する事や、こういう企画があるともっともっと面白い、商品についてもっとこうして欲しいなどがあれば教えていただけたらありがたいと思いますが何かありますか?
じゅんこさん
新しいTHETAが出たら欲しいなと思ったりもするのですが、私、THETA Sが好きで、THETA Sは実は3台目なんです。最初1年くらいで壊しちゃって、全部取り換えることになり、2台目は倒して、レンズがいかれて、Amazonの中古を探してまたTHETA Sを買いました。
リコー稲葉
THETA Sに拘る理由はどういったところにあるのですか?
じゅんこさん
近いところが撮れるのに、遠い星空も撮れる。新しいTHETAもそれはそれで撮れるのですが、フォトコンテストでグランプリ(RICOH THETAフォトコンテスト2021,2022)を撮った阿部貴子さんは高い方のTHETAを持っているかといったら、THETA SC2を使っているので、最新の機材に頼らずにやってみたいというのがあって。最初に持ったTHETA Sが良かったので、そのままそれを使いたいみたいな感じです。
要望と言ってもですね、他のプレミアアンバサダーの方と違って、普通のおばさんなので、いまだに専門用語言われても分からないこともあるんです。カメラ自体、男の人がもっている感じのイメージ。THETA SC2だとかわいい色があるけど、グレードアップするとおじさんや専門的な人が持っているイメージなので、カラフルに着せ替えできれば面白いかな。
リコー稲葉
例えばスマートフォンのように、元の色があっても、着せ替えができるアクセサリーのようになればいいって事ですかね。
高めのTHETAは高級感や、ハイエンド感を出すために黒を採用していますが、一方で専門的な人っていうイメージがあるように感じられるのですね。我々としてはプロが使うというよりは、逆にカメラや写真にそこまで詳しくなかった方でも、THETAはちょっと面白いなと思って使ってくれていたりするので、今までカメラに触れていない方たちの層をいかに広げていくかを重要視している部分もあります。ですので、じゅんこさんのような方がどうやったら楽しめるのかどのように使っているかは、そのような方からするとロールモデルとして参考になるんじゃないかと思うんですよね。Facebookグループページ「THETA事業部分室」での投稿などもこれからもぜひよろしくお願いします。
じゅんこさん
THETAって撮っていて面白くて、ちょっと失敗したなと思ってもぐるぐるしていたら、ここ良いよねーという感じがどの写真にもにちょっとずつあって、失敗も失敗じゃないというか、思い通りに取れていなくてもどっか面白いということもあるので楽しいです。
リコー溝口
本当にありがとうございます。私は6月にこの部門にきて、THETAは前々から営業をしていた関係で知ってはいたんですけど自分で撮らなきゃダメでしょって言われて、スペイン旅行に持って行っていろいろ撮ってみたらけっこう面白くて、使ってみて知らない世界を知るっていう点では、逆にじゅんこさんが言ってたような、素人に近いところでスッと入っていけるようなきっかけづくりというのは非常にありがたいなと思っていて、本当に共感しております。次女の方も一緒に出掛けて撮りに行くのは頻繁にしているのですか?
じゅんこさん
ついに今年次女も自分のTHETAを買いまして、買ったとたんにスランプに陥って、どう触っていいか分からないと言い出しまして。とりあえず、オートでいいから何でも撮ってごらんって言ってるんですけど、次女は、編集へのこだわりがあって、「ここ消したい」、「色変えたい」とか。それでお絵描きソフトを使って色を足したりとか、消す時も細かく消していて、私はざっくりと消すので、使う人によって編集のスタイルも違うと実感しました。
実は、プレミアアンバサダーのいけださんと上葛さんが同じ区内に住んでいます。たまに白い恋人パークに3人で集まって撮影することもあって、いけださんはとても気さくな方で、色々と分かり易く教えてくれます。
リコー稲葉
プレミアアンバサダーは日本にまだ4人しかいないんですよ。そのうちの、2人が札幌の同じ区内にいるとはすごい縁ですね。いけださんとは元々お知り合いだったのですか?
じゅんこさん
知り合いじゃなかったんです。たまたま、いけださんがFacebookグループページの「THETA事業部分室」で投稿していた画像を見たら、「あれ?もしかしてここ近くない?」と思ったんです。よく白い恋人パークがでてくるので。それで、撮影方法を教えて欲しいとお願いしたら、いけださんが快諾してくれて、白い恋人パークで待ち合わせをしました。そうしたら、お互い白い恋人パークを中心に同じくらいの距離に住んでいる事が分かり、色んなことが繋がっていくのが面白いなと感じました。
あと、THETAを一般の人に広げるのはなかなか難しいかなと。
先日、小樽に撮影しに行った時に、一眼を利用している中年男性の方から「何ですかそれ?」と聞かれて、説明したら、その人はお値段はいくらですか?まで聞いてくれたので、かなり興味があるのかなとは思うんですけど、なかなかそこまで聞いてくれる人は少ないです。
札幌市内でもまだまだTHETAを利用している人を見かけることはないので、もうちょっといて欲しいなと思います。
興味を持ってくれる人にはすぐに見せるようにしています。
リコー稲葉
ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
ここで、お時間になり記念撮影をして終了となりました。
じゅんこさん、初めましてのリコーメンバーが多い中で、たくさんのお話をしていただきありがとうございました。これからもRICOH THETAで楽しみつつ、一緒に360度の世界を盛り上げて参りましょう!(坂本)