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2026年2月13日(金)、RICOH THETA アンバサダープログラムの最上位ランク「プレミア」を新たに獲得された飯嶋秀郎さん・小原俊晴さん・渡辺裕文さんの3名へ「プレミア証明書」の授与式を実施しました。

当日はリコー本社に、飯嶋様をお迎えし、渡辺様と小原様はオンライン参加によるハイブリッド形式で開催し、アンバサダー同士・リコーとの意見交換が行われました。

リコーからは、Smart Vision事業センター所長・稲葉と、同センター プラットフォームセールス室 販売企画グループリーダー・田中が参加しました。

 

本レポートでは、当日の進行の様子、授与シーンの雰囲気、そして1時間半にわたる座談会で語られた「THETAを使い続ける理由」「360度表現の魅力」「今後の期待」など、示唆に富む内容をまとめてご紹介します。

 

プレミアアンバサダーに到達するまでの歩み

はじめに、プレミアに到達するまでのポイント獲得状況や、これまでの活動内容をスライドで振り返りました。

 

飯嶋秀郎さん
2022年に301ポイント、2023年に230ポイント、2024年に335ポイント、2025年に220ポイントを獲得し、2025年5月にプレミアに到達。フォトコンテストの入賞やプラグインを活用した作品紹介など、THETAならではの表現を追求し続けています。

渡辺裕文さん:2022年に5ポイント、2023年に322ポイント、2024年に392ポイント、2025年に458ポイントを獲得し、2025年8月にプレミアに到達。大阪を拠点に、撮影会・写真展・体験会・万博関連の現地撮影セミナーなどを幅広く実施し、リアルとオンライン両面でTHETAの楽しさを伝える活動を展開しています。

小原俊晴さん
2022年に100ポイント、2023年に226ポイント、2024年に372ポイント、2025年に307ポイントを獲得し、2025年10月にプレミアに到達。札幌を拠点に、Webセミナー、フォトウォーク、バーチャル体験企画など、撮影から展示・体験までを含む多角的な取り組みを継続されています。

3名ともに2022年以降コンスタントに活動を積み重ね、2025年にそれぞれプレミア到達に至ったことを紹介しました。​

 

■ 座談会:「THETAを使い始めたきっかけ」から「360度表現の未来」まで

授与式に続く座談会では、アンバサダー3名とリコーメンバーが約1時間半にわたり、これまでの経験や今後の360度表現の可能性など、多岐にわたるテーマで語り合いました。

 

THETAを始めたきっかけ

座談会の前半では、「そもそもTHETAを使い始めたきっかけ」から話が始まりました。​

  • 小原さんは、プレミアアンバサダーの池田さんが主催したプログラミングセミナーに参加した際に知った、THETAの夜景撮影会に参加。その後、札幌で開催のフォトウォークとセミナーへ参加しTHETA Xに触れ、その時の作品が「寂寥感と悲しさ」が印象的だとシンヤB先生から言われて応募したら、フォトコンテスト入賞を果たし本格的にのめり込んだと振り返ります。
  • 飯嶋さんは、もともと魚眼レンズでの撮影が好きで、「360度で撮ったらどうなるのか」という好奇心から、2017年にTHETA SCを購入したのが始まりでした。その後、ダイビングのお仕事を通じて水中撮影に触れる機会が増え、THETAで360度撮影を行うことで、水中ならではの世界をより立体的に捉えられるようになり、撮影体験の幅が大きく広がっていったと話されました。
  • 渡辺さんは、3D写真からスタートし、独自の立体表現や芸術寄りの写真を模索する中で、写真の先生から THETA を紹介されたことが出会い。その後、撮影会で プレミアアンバサダーのLori さんが THETA 画像の編集操作を披露した際のインパクトが強く、「こんな世界があるのか」と感じたことが継続の原動力になったそうです。

 

それぞれ異なるバックグラウンドを持ちながらも、「今までにない表現ができる」「体験を丸ごと残せる」といったTHETAならではの魅力に惹かれていった共通点が見えてきました。​

 

続ける理由と、360度写真のこれから

「メインストリームとは言えないジャンルなのに、なぜTHETAを撮り続けているのか?」という問いかけから、話題は現在のモチベーションとこれからの360度写真の可能性に移っていきました。​3名が共通して言及したのが、「360度撮影は体験そのものを記録できる」という点でした。

  • 小原さんは、コンパクトさと「いつでもどこでも持ち歩けて、目を引く写真が撮れる」手軽さに加え、Apple Vision Proなどの空間コンピュータやXRデバイスとの親和性の高さを挙げ、「360度映像を活かした体験の広がり」を感じているとコメント。​
  • 渡辺さんは、かつて3Dカメラ市場が一斉に縮小し、ヘビーユーザーでありながら突然の撤退に直面した経験から、「メーカーからの継続的な支援があること自体が嬉しい」「その恩恵を次につなげたい」と語ります。​
  • 飯嶋さんは、普通のカメラでは得られないちょっと変わった写真が撮れることが、続けている理由。そして、ダイビング業界での経験から、「人は飽きるとやめてしまう。だから「飽きを防ぐ工夫」の話として、「魚の名前を覚える」「新しい体験を加える」など『+何か』の体験を用意し続けることが大事」と指摘し、THETAでも「体験とセット」で楽しみを提案していく重要性を強調しました。​

 

THETAで撮ること自体が目的になるのではなく、「ダイビング+写真」「街歩き+VR」「イベント+360度体験」のように、他の楽しみと掛け合わせながら長く続けていく視点が印象的でした。​

 

ユーザー視点からの率直な要望

後半では、リコー側から「今後のTHETAに期待すること」を率直に聞かせてほしいという投げかけに対し、ハード・ソフト双方について多くの意見やアイデアをいただきました。​

 

ハードウェアへの期待

  • 防滴・タフさ
        水際や雪の中など、THETAが特に映えるロケーションで安心して使えるよう、「簡易的な防滴性」や「落下耐性」への期待の声が上がりました。​
        建築現場や不動産賃貸の撮影など、法人ユースでもタフさは大きなメリットになる、という具体的なユースケースも共有されました。​
  • NDフィルターなど表現の幅を広げるアクセサリー
        スローシャッター撮影を楽しむうえで、NDフィルターがあれば「人の流れが円環状の軌跡になるようなTHETAならではの写真」が撮れるはず、というアイデアも飛び出しました。​
        保護レンズに続く拡張アクセサリーとして、フィルター系への期待も語られました。​
  • 法人向けモデルの活用
        防滴仕様の法人向けモデル「THETA A1」について、アンバサダーへの貸出の可能性や、写真用途での活用シーンの議論も行われました。

ソフトウェア・サービスへの期待

  • THETA+相当の編集環境
        かつてのモバイルアプリ「THETA+」は、撮影から編集・共有までを一本でつなげてくれる「入り口」として、とても大きな役割を果たしていたという声が多く挙がりました。​
        「体験とセット」でTHETAの面白さを届けるためにも、初心者がまず触れてみたくなるような手軽な編集環境を、何らかの形で提供してほしい、という要望が共有されました。​
  • アプリの使い勝手・アップデート
        iOSの仕様変更に伴う接続先選択の挙動など、日常的に使う中で気になっている細かなポイントについても具体的なフィードバックをいただきました。​
        こうした声を踏まえ、「既存アプリのリファクタリングやUI改善も含めて検討してほしい」というコメントも寄せられました。​

リコー側からは、BtoB領域で事業基盤を強めていく一方で、ユーザーのみなさまの声をプロダクトやサービスに反映していく方向性について、「良い形を模索していきたい」とのコメントがありました。​​

 

プレミアアンバサダー №010 渡辺秀郎さん

プレミアアンバサダー №011 渡辺裕文さん

プレミアアンバサダー №012 小原俊晴さん

まとめ — アンバサダーの皆さまとともに歩む360度の未来

今回のプレミア証明書授与式および座談会では、THETAを長く使い続けてくださっている3名のアンバサダーから、技術的な知見と創造的な視点、そして360度表現への情熱を伺うことができました。

「360度表現を通じて、日常の体験をより豊かにする」
「地域やコミュニティを巻き込み、新しい表現の場をつくる」

こうした活動に支えられ、RICOH THETAは今日まで進化を続けています。

リコーとしても、皆さまからいただいたご意見を真摯に受け止め、
製品開発・サービス改善・コミュニティ運営に活かしてまいります。

 

飯嶋さん、渡辺さん、小原さん、あらためてプレミアランク獲得おめでとうございます。

そして、日頃からTHETAコミュニティを盛り上げてくださっている皆さま、本当にありがとうございます。

 

編集:坂本