こんにちは、世界一周って憧れますよね?

今回、THETA-LAB.始まって初のインタビューをお受け頂いたのは一橋大学社会学部に在籍し、メディアコミュニュケーションなどの社会心理学を専攻する学生 梶原宏峰さん(インタビュー時)。

梶原さんは就職活動を終え2018年の夏から7ヶ月をかけ世界一周のバックパック旅行を計画し、無事達成。出発前にその旅のお供として360 度カメラRICOH THETAを選び、リコーに旅の計画と製品提供に関する企画書をプレゼンテーション頂いたのです。THETAのマーケティング担当メンバーは梶原さんのアツい思いと提案内容の素晴らしさに感動し、世界一周の旅のお供に360度カメラTHETA Vをお貸し出しすることにしました。

7ヶ月間の旅を終えインタビュー前日に帰国されたばかり梶原さんに、旅の温度感ホヤホヤのまま世界一周の旅の思い出と、THETAを実際使ってみてどうだった?をインタビューしてみました。

梶原さんが世界一周に惹かれた理由

– そもそもなぜ、梶原さんは世界一周に惹かれたのでしょうか、これまでのご経験にきっかけがあるとか?

昔から旅行が好きで、オーストラリアへ1ヶ月の語学留学をきっかけに、ヨーロッパ、東南アジアへのバックパック旅行やタイへ1年間の交換留学を経験しました。これから社会人となる中で数ヶ月単位の時間の確保は難しくなると思い学生生活の最後に世界一周を計画しました。旅の目的はいくつかあり、現地の人の文化や生活に触れたい、簡単に行けないアフリカや南米などの景色をみたい、自分以外の人や企業を巻き込んだことがしたいと考えておりました。これから社会人として働くにあたり、この旅で感じたものや経験が直接的ではないかもしれませんが、活かしていきたいと思います。

– どのくらいの期間で何カ国回られたのでしょうか、世界は大きかったですか?

期間は2018年8月22日〜2019年3月29日で、西廻りのルートで36カ国を訪問しました。旅を通じて素晴らしい景色や楽しいできごとや人との出会いが沢山ありました。本日は写真を踏まえてそんな素敵な景色や出来事をご報告できればと思います。

ただ、実際の旅では、楽しいことばかりでなくペルーで強盗、タンザニアでクレジットカードがATMに吸い込まれる、発熱や腹痛などのトラブルもありました。これは自分自身の反省点でもあるのですが、お金、データ、健康などのリスク管理を見直すきっかけにもなりました。

実際に地球一周しての感想ですが、はじめての海外経験ではなかったせいもあり、思ったよりも世界は小さいと感じました。留学していた時よりも、いろいろな国の現地の人々の生活や考え方に出会うことで、対比的に自分が日本人だという実感を強くもつ瞬間が多かったです。

なぜ世界一周にリコーシータ?

– 海外旅行といえば一眼レフなどカメラにもこだわりたいと思いますが、どのようなカメラを持っていかれたのでしょうか?

カメラは、一眼レフは持っていかずにリコーTHETA Vとスマートフォンのみでした。僕がこの選択をした理由は、一眼レフなどのカメラは重く荷物になってしまうこと、またセキュリティ上の不安があったためです。
最適なカメラを選ぶにあたって、今の高性能なスマホで自分の満足できるクオリティの写真は撮影できると考えました。それでもTHETAを持っていきたいと思った理由は、このカメラでなければ絶対に撮れない、映すことができないシーンを旅の記録として残したいと思ったからです。

-どこでTHETAを知って頂いて、今回の企画を提案しようと思ったのですか?

旅行用途、世界一周向けのカメラを探していてたまたま家電量販店の店頭で知りました。最初は別のアクションカメラを探していたのですが、他のカメラでは撮れない超広角で撮影ができるので、景色や街の中に自分が入り込む旅行という用途に適したとってもおもしろいカメラだな。というのが第一印象です。
今回の旅は、これまでの旅とは違って自己完結するのではなく第三者を巻き込んだ活動にしてみたかった。それはお金だけではなく自分の活動を通じてなにか新しい価値の交換ができればとの思いから、THETAを使った旅行の様子や写真をプロモーション発信する切り口でリコーに提案しました。

−実際の旅でTHETAを使っていただいていかがでしたか?

まず、広角カメラなのでスマホや普通のカメラでは絶対に撮れない、見えない部分が残せること。たとえばこのイグアスの滝の写真のように、メインの被写体の滝そのものだけでなく、その場所にどんな人が集まっていて、どんな雰囲気があるのか、360度その場のすべてを残すことができる。

だれかと一緒にとった写真はその場の状況や空気もしっかりと残すことができる事もとても魅力的です。

ひとりでも使いやすく「THETAは究極の自撮りカメラ」だと思います。単独で旅行しているので、毎回誰かにお願いして写真を撮ってもらうのは面倒だけど、「ここに来た」という証はのこしたい。そんな欲張りな希望を叶えてくれたのがTHETAでした。

困った事でいうと、カメラ全体に言えることなのですが、治安の観点からアフリカや中南米など気軽に取り出しにくい場所がありました。またアプリでの共有がしにくいところが難しいと感じました。LINEやメッセンジャーで共有しましたが、共有した後、タイムラインで流れていく写真を改めて見直してくれるのかが懸念点です。THETA Vはインターバル撮影で星の軌跡の撮影が出来なかったことも残念でした。

世界一周で出会った風景、人を360度の思い出で残す。

一番楽しかったパタゴニアのアウストラ街道

世界で一番美しい街道と名高いパタゴニアのアウストラ街道が印象にのこってますね。
バスのアクセスが限られているのでヒッチハイクが主要な交通なのですが、現地の方や他の人との交流がありつつ景色がとってもきれいで「いま旅している」と最も強く感じる場所でした。

一番お気に入りの360度写真はヨルダン・ワディラム砂漠でのペン・ライトアート

この写真が今回の旅で一番のお気に入りTHETA写真です。
シャッタースピードを60 秒の長時間露光に設定し、スマホで光を出してTHETAをぐるりと回って撮影しました。

-すごい!これはいままで見たことのないTHETAらしい新しい表現です!ちなみに、なんて書いているんですか?

“KAJIHARA”で自分の名前です。

(一同爆笑)

キューバのアメ車でその場の楽しい雰囲気を動画で

キューバのアメ車のオープンカーから自撮り棒で撮影するとTHETAらしい動画になりました。

セルビアで招かれた食卓の優しさが映る写真

現地で食卓に招いていただいたのですが、その場の全員の顔、現地の食事、そして雰囲気が、人の優しさが写り込んでいて思い返すと温かくなる写真です。

意外と撮影が難しかったボリビアのウユニ塩湖

-素晴らしい写真をありがとうございました。これからもTHETAを使っていただけますか?

もちろんです!

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梶原さんのWEB/SNSはこちら。

Instagram https://www.instagram.com/kj0apple/

ブログ Golden Apple

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梶原さんありがとうございました!

パワフルで行動力のある梶原さんの今後の活躍がとても楽しみです。(リコー大原)

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