新しい家族が増えたら、その思い出を360度カメラのTHETAで、360度空間まるごと残してみたくありませんか?
でも、ゴロゴロねんねしていることが中心の赤ちゃん時期、360度カメラのTHETAでどんなシーンを撮ったらよいのか、意外とむずかしいもの。
今回は、お子さんが生まれる前からTHETAで撮影したお写真を数多くインスタ上で投稿されているSachikoさんが、お子さんが生まれた後どんなご家族のシーンをTHETAで撮影されたのか、またTHETAの撮影方法にどんな変化があったのか、お話を伺ってみました!
お子さんが生まれた後のTHETAの使い方変化
お子さんが生まれる前後で、THETAで撮影するシーンに何か変化はありましたか?
– 子どもが生まれる前はお出かけが大好きで、360度カメラのTHETA映えするスポットによく行っては景色を撮影し、インスタ投稿用にクロップ(編集)していました。当時自分がTHETAの写真に写りこむことは全体の2割くらいで、それ以外は景色の撮影が中心でした。でも子供が生まれてからは、「子どもと過ごす自分や家族」をTHETAで撮ることがほとんどになりましたね。
THETAの撮影スタイルも変わりましたか?
– THETAのシャッターを指で押すとレンズに近い指が大きく映ってしまうのですが、子どもが生まれるまでは、指映りをしないようにセルフタイマーと自撮り棒を使って「きれいに撮影すること」にこだわっていました。でも子どもが生まれてからは外出時の荷物も多くなり、できるだけ荷物を減らしたいので自撮り棒を使わなくなりました。今ではTHETAをそのまま手で持ってシャッターボタンを押して撮影することが大半です。セルフタイマーもほとんど使いません。今は子どもの表情を撮ることが主な目的なので。指が映ること自体もTHETAの良さなのかなと今は思っています。
また、以前は撮影後すぐにスマホに転送して画像確認していましたが、子どもがいると慌ただしく、THETAの撮影前後でWifi接続することもなくなりました。今はある程度撮り溜めたものを、時間があるときにまとめてスマホに転送するようにしています。
確かに、小さなお子さんがいると何かと忙しいので、撮影は手軽に済ませたいですよね。
– ちなみに、この高層ビルの窓際で撮った写真は、こどもが生まれた後ではかなり珍しい、THETAのリモートで撮った写真です。54階だったので、当時生後8か月だった息子は怖がるかな?と思って試しに窓際に連れて行ったところ意外と怖がらなかったので、家族で一緒に外を見ながらTHETAを窓際に置いて撮影しました。きれいに撮れるようにHDR合成で撮ったので、子どもを数秒間じっとさせるのが大変でした(笑)。
THETAだから残せる赤ちゃんとの思い出って?
赤ちゃんの撮影にあたって、普通のカメラと違いTHETAだから残せる価値は何だと思いますか?
– 普段赤ちゃんをカメラで撮影していると自分が写真に映らないので、THETAでは赤ちゃんと一緒にいる自分も写真に映ることが嬉しいです。赤ちゃんの表情だけでなく、赤ちゃんを見つめる自分や夫、家族の表情も写真に残ることが、THETAのいいところだなと思っています。
0歳台の赤ちゃんの頃は、家で過ごす時間が多いと思いますが、ご自宅でもTHETAで赤ちゃんを撮影しましたか?
– THETAで撮影するのは圧倒的に外が多いですね。赤ちゃんが生まれると家の中は常に雑然としてしまうので、あえて家の中で360度の写真を撮らなくてもいいかなと思うことも多いです(笑)。家だと自分自身も部屋着だったりすっぴんだったり、自分は写真に写りたくない状況のことも多いので・・・。家で赤ちゃんを撮影するときはGR(※リコーの単焦点カメラ)を使うことが多かったです。
でも遠方に住む両親に、部屋のレイアウトも含めて赤ちゃんとの生活の雰囲気を見せたかったので、身内だけに見せる写真は家でもTHETAで撮影し、家族用写真共有アプリで編集後のTHETA画像を共有しています。
今振り返って、あのときここでTHETAで撮っておけばよかったな、と思うシーンはありますか?
– 出産したときの分娩室です!絶対分娩室の状況をTHETAで撮ろうと思って、出産準備の時、カバンの中にまで入れていたのに、出産時はそれどころではなく、後で悔しかったのを覚えています(笑)。そのため、出産翌日に家族がお見舞いに来たときに初めて赤ちゃんを囲んでTHETAで撮影しました。
THETA+アプリでの編集テクニック
Sachikoさんは、お子さんとお花の近くで撮るTHETAの編集画像がとても素敵ですが、何かコツはありますか?
– この紅葉の写真は、赤く色づく紅葉の木の下で撮りました。葉っぱが自分の手に届くくらい近くに咲いているところに、THETAを持った手をつっこむかたちでシャッターを押して撮影し、THETA+アプリのリトルプラネットを反転させて編集しました。
菜の花の写真(2枚目の写真)は、菜の花畑に沿った通路に立って、菜の花の高さギリギリくらいのところにTHETAを持った手をかざして撮影し、同じくリトルプラネットの反転で編集したものです。
下の桜の写真は、両側に桜が咲く橋の真ん中に立ち、欄干に向かって手を伸ばして撮影しました。
360度の画像も素敵ですが、THETA+アプリで編集した画像もとても素敵ですね!色々素敵なお話を伺わせて頂き、ありがとうございました。
次回は、Sachikoさんイギリスでの新生活&1歳育児編です!お楽しみに! (平川)
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使用機種:THETA SC