360 度カメラTHETAの良さは360度空間をそのまま写真に収めることができることですが、撮影した360度画像を後で編集できることも楽しさのひとつ。

THETAの画像編集といえば、まるい「リトルプラネット」編集が有名ですが、惑星型のかたち以外でも、リトルプラネットを反転させてみたり、広角に切り取ってみたり、、と色んな編集の楽しみ方があるんです。

左:THETAを1メートル程の三脚に乗せて撮影し、THETA+アプリの「リトルプラネット」の反転で編集。

右:THETAをミニ三脚に乗せて足元から50cmほどの距離に置いて撮影し、THETA+アプリの「リトルプラネット」の反転で編集。

*以下編集用の使用アプリ名(THETA+アプリ)は省略。

今回は、THETAの特徴を生かしつつ、楽しくナチュラルな編集画像が素敵なthimsukeさんに、写真撮影を始めた背景や、THETAの活用方法・楽しみ方を伺いました。

【自撮り棒を使ってTHETAで撮影】

写真好きになった背景

Thimsukeさんのインスタのお写真はどれも素敵ですが、写真撮影は昔からお好きだったのでしょうか?

もともとお花の写真を撮ることが好きで、花畑にもよく行っていました。ほとんどスマホを使った写真撮影しかしていませんでしたが、子どもが生まれたことがきっかけで、昨年の夏に初めて一眼レフを購入しました。秋にコスモス畑で素敵な家族写真をどうしても撮りたくて、カメラを真面目に勉強し始めました。

本格的なカメラでの写真撮影歴は1年足らずなのですね!どれも素敵なお写真ばかりなので、びっくりです。

お子さんとツーショットのお写真は、いつもどなたかに撮ってもらっているのですか?

いえ、ほとんど三脚を使って自分でリモート撮影しているんです。かなり苦労して撮ってます(笑)。

そうだったのですね。写真の他にも、手作りの素敵なおうちスタジオのデコレーション、季節ごとの可愛いお子様用メニューも工夫されているようですが、こういったハンドメイドはもともと得意だったのですか?

器用なことが自分の特技でもあるので、こういったハンドメイドは子どもが生まれる前から好きでした。また、待望の子どもでもあったので、写真撮影も含め、子どもと思い出に残るようなことは全部してみたい!という想いがありました。

お友達との撮影シーン

色々なお友達と、お子さん交えたイベントを開催されているようですが、主にどんなことをされているのですか?

左:THETAをミニ三脚に乗せて50cmほどの距離に置いて撮影し、「リトルプラネット」の反転で広角に編集。

右:THETAを乗せたミニ三脚をみんなで囲んで撮影し、「リトルプラネット」を反転。

学生時代の友人と集まることもありますし、インスタ上でお友達になったママたちにストーリーで募集し、ピクニックやお花見など、季節ごとのイベントを呼びかけたりしています。子どもが生まれる前から季節の行事が大好きでした。季節ごとの食べ物を持ち寄って、友達とみんなでピクニックをしたり、大人になっても秋だから運動会やろう!と、友達に声をかけたりもしていました(笑)。

今も沢山の人たちと集まってに何か一緒にイベントをすることが好きなので、THETAはみんなとの集合写真でも活躍しています。

左:THETAを手持ちで撮影し、「リトルプラネット」を反転。

右:THETAをミニ三脚に乗せて撮影し、「リトルプラネット」の反転で広角に編集。

THETAの良いところ、難しいところ

他のカメラにないTHETAの良いところや、楽しいところは何でしょうか?

普通のカメラは撮影したその角度の画像だけですが、THETAは撮った後360度の画像から好きな角度で切り取ることができる点が楽しいです。THETAは至近距離に置いても、広角に人も背景も撮れることが強みのひとつだと思います。THETAのそんな広角に撮れる特徴を生かした撮影や、撮影後THETA+アプリの「リトルプラネット」を反転させるような編集も、気に入っています。編集した画像は、他のアプリで色味を加工することが多いです。

左:THETAをミニ三脚に乗せ撮影。夜間のため、スマホからマニュアルでISOなどを設定変更し、明るさを調整しながら撮影。「リトルプラネット」の反転で広角に編集。

右:THETAをミニ三脚に乗せて後ろから撮影。「リトルプラネット」の反転で広角に編集。

※どちらも立っている位置から50cmほどの距離に三脚を設置。

逆に、難しいと思った点はありますか?

最初難しいと感じたのは、360度すべて映ってしまうだけに、きれいなところだけでなく映したくない場所も映ってしまうこともあることです。また、「ここはきっとTHETAで映えるな!」と思ったところが、撮ってみたらそうでもなくて、逆に何でもないようなところが撮ってみたら意外と映えることに気が付くような驚きもありました(笑)。

撮ってみて予想外に良かったところは、どんな場所ですか?

たとえば下の、壁画が綺麗な地下道です。たまたま行ってみてTHETAで撮影したところ、天井の絵柄もすべて映り、想像以上に良い写真が撮れました。

【THETAを手に持って撮影】

また、高層ビルに囲まれた街中での撮影も面白かったです。なんでもないようなところだろうと思って試しにTHETAで撮影してみたところ、後から画像を見たら周囲を囲む高層ビルが上まですべて映り、予想以上に迫力がある画像になっていてびっくりしました。

【THETAを手に持って撮影】

お気に入りのTHETA撮影方法

お気に入りのTHETAを使った撮影方法を教えて下さい。

三脚を使うことです。手で直接THETAを持って撮影するのもいいですが、やっぱりなるべく手が映らない方がいいなと思い、三脚をよく使うようになりました。

360度カメラのTHETAが普通のカメラと大きく異なる点は、真上の空間も映せることだと思います。そんなTHETAの特徴を生かした、空などの上の空間を狙った撮影が好きです。空も広角に撮影することができるので、雲の動きなどで躍動感を表現することができます。

また、至近距離に置いても広角に360度撮影できるので、三脚を使用する際は足元から50cmくらいの距離に置いて撮影することが多いです。

【THETAを三脚に乗せて撮影】

また、最近は1脚(自撮り棒)も使うようになり、画像のバラエティが増えました。

【THETAを自撮り棒に付けて撮影】

三脚や一脚(自撮り棒)を使うときは、セルフタイマーを使っています。Wifiでスマホ接続しなくても、THETA本体のボタンだけでセルフタイマー機能が起動する(※)ということに最近気が付きました!その都度Wifiでスマホに接続しなくてもセルフタイマー機能が使えるのは、とても便利です。

(※)スリープモードの状態で、Wifi+電源ボタンを長押し。シャッターボタン上の緑ランプが点滅してから、再度シャッターボタンを押すことで5秒セルフタイマーON。

お花で囲むような画像編集もお気に入りです。お花が少ししかないところでも、THETAを花に近づけて撮影することで、THETA+のリトルプラネットの反転編集でお花でぐるっと囲んだ編集が可能です。

左:自撮り棒に付けたTHETAを花に近づけて撮影し、「リトルプラネット」の反転で編集。

右:ミニ三脚に乗せたTHETAを花の近くの足元に置いて撮影し、「リトルプラネット」の反転で編集。

お花に囲まれるというのは現実ではない画像ではありますが、幻想的だしTHETAだからこそできる表現方法かなと思います。

THETAを使った楽しい思い出

今まで色々THETAで撮影し、楽しかったシーンはなんですか?

夏の家族旅行のときに琵琶湖の畔でみんなで一緒にTHETAで撮影したこと(※表題画像)です。THETAをミニ三脚に乗せて1メートルくらいのところに置き、波打ち際に皆で並んで撮影しました。

ご家族の皆さんとても楽しそうに撮影されていますね!!

実家の家族はもともと写真好きなので、ノリノリで撮影に応じてくれました(笑)。家族旅行では、他にも色々とTHETAで撮影しました。途中からは写真撮影好きの母も、「あれ(THETA)で撮ろうよ」と言ってくれたりしました。

【家族旅行で撮影したTHETA画像】

もちろん編集画像だけでなく、THETAの360度の元画像も好きです。その場の空気感が全部切り取れるところが気に入っています。

THETAと普通のカメラはどのように使い分けられると思いますか?

大人数で集合写真を撮る時にはTHETAが特に活用できます。多少ふざけたりしても、そこにいる全員ちゃんと写るところがいいです。普通のカメラだと誰か写りきらなかったり、全員を写真に収めることは苦労することも多いです。大人数で集まる機会が多いので、そんな時はTHETAがよく活用できると思います。

左:焼肉の真ん中でTHETAを持って撮影。「リトルプラネット」の反転でお肉で囲んだ画像に編集。

右:テーブルの真ん中にTHETAを直置きし、食べ物で囲んで撮影。「リトルプラネット」の反転で、食べ物で囲んだ画像に編集。

thimsukeさんご自身だけでなく、ご家族や周りのお友達も楽しくTHETA撮影されている様子が伝わるお写真ばかりですね!これからもTHETAの良さを生かした楽しいお写真、楽しみにしています。(平川)

Instagram:@thimsuke

使用機種:THETA S /  V

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