360°カメラのRICOH THETA (リコーシータ)を使ってみたいけど、使いこなすのが難しそう、もしくは、既に持っているけど、もっと上手で簡単な使い方や撮影方法を知りたい!と思ったりしたことはありませんか?
THETAは、ポイントさえ押さえればとっても簡単に360°の撮影をすることができるんです。
今回は、そんなTHETAの便利で簡単な使い方や撮影テクニックをご紹介します!
THETA X HDR合成
※スタンドを利用してスマホのTHETAアプリから撮影。
Photo by Sam Rohn
THETA本体だけで撮影
①THETAを手に持って撮影
一番簡単なTHETAの撮影方法は、THETA本体のシャッターボタンを指で押すだけ。
THETA X
ワンタッチで簡単に、まわりの空間を360°すべて撮影することができます。
②セルフタイマー × 自撮り棒
手で持って撮影すると指が大きく映ってしまうのが気になる、という方には、自撮り棒や三脚にTHETAを取り付け、セルフタイマーモードを使って撮影する方法がおススメです。
THETA Z1やSC2は本体にセルフタイマーボタンがありますが、それ以外の機種でも、Wifiボタンと電源ボタンを同時に長押しすればセルフタイマーが起動します。
セルフタイマーモードの設定方法はこちら
また、新製品のRICOH THETA Xは、本体のタッチパネル上でセルフタイマーのON/OFFや、細かい秒数設定もできて便利です。ぜひお試しください。
THETA Xの操作タッチパネル
自撮り棒をTHETAに装着してセルフタイマーで撮影することで、撮影の幅が広がります。
※自撮り棒を使った詳しい撮影方法は「こちらの記事で」で詳しくご紹介します。
③セルフタイマー × スタンド・三脚
スタンドや三脚は、THETAを固定してきれいに室内空間や景色を撮影したい時におすすめです。セルフタイマーの間に、さっと隣の部屋や物陰などに隠れて撮影すれば、360°の空間だけを綺麗に撮影することもできますよ。
室内空間をきれいに撮影するときは、スタンドで中間くらいの高さにセットすると、きれいな360°空間を撮影することができます。
THETA Z1 HDR合成
※THETA Z1の10秒セルフタイマーを使い、撮影中は隣の浴室に隠れて撮影。
スマホを使って撮影
遠隔で自分の好きなタイミングにシャッターを押したい場合は、THETAをスタンドや三脚などに立てて置き、スマホとTHETAをWifi接続してから、THETAの基本アプリを使って撮影しましょう。
スマホのTHETAアプリから撮影
Bluetoothリモコンを使って撮影
THETA X、及び最新のファームウェアにアップデートしたTHETA V、Z1、SC2は、Bluetooth リモコンにも対応しています。
Bluetoothリモコンを使うとスマホとTHETAをWifiで接続しなくても遠隔での撮影が可能です。
THETA Xとリモートコントロール TR-1
特に新製品THETA Xは、本体のタッチパネル上のメニューで簡単にBluetoothのON/OFFやBluetoothデバイスに接続することができます。
THETA V/Z1/SC2 × Bluetoothリモコンの詳しい使い方はこちら!
タイムシフト機能を使って、簡単に自分が映らない360°画像を撮影
THETA XとTHETA SC2 for businessのタイムシフト機能では、360°カメラの仕組みを活かし、片側のレンズを時間差で順番に撮影することで、撮影者が映り込まない360°画像を簡単に撮影することが可能です。
特にTHETA Xでは、タッチパネルのメニュー上でタイムシフトの撮影設定など切り替えをすることができて、とても便利です。
詳しい撮影方法はこちら↓
THETA Z1、THETA Vをお使いの場合は、拡張機能のプラグイン機能で「Time shift shooting」をインストールしましょう。
THETA Z1/V用タイムシフトプラグインの使い方はこちら
色々なアングルで撮影
自撮り棒を使って色々なアングルで撮影したり、仲間たちと一緒に、思い出を楽しく360°で撮影することもおすすめです。
THETA Z1 手持ちHDR
※THETA Z1と自撮り棒(RICOH THETA Stick TM-3)を使い、セルフタイマーで撮影
THETAを使った、もっと楽しい360°の撮影方法は、こちらをご覧ください!
編集:平川