RICOH THETAシリーズの新製品、アドバンスドモデル「RICOH THETA X」と同時に発売の「水中ハウジングケースTW-2」についてご紹介します。
THETA X専用 水中ハウジングケース TW-2
TW-2は、水中での360°撮影を実現する水深40mの防水性能(JIS保護等級8級/IPX8 相当)を備えた、RICOH THETA X専用の水中ハウジングです。
TW-2の特徴
1.一般的なスキューバダイビングに適した40m防水性能
2.Oリング、金属三脚ネジの採用による安心して撮影できる信頼性
3.ボディ形状、レンズコート、映り込み防止シートなどによる高画質化
4.レンズ傷を軽減するPMMAレンズとレンズカバーを同梱
水中ハウジングとは、カメラを水中に持ち込んで撮影する際に、カメラが水没してしまわないように覆うケースのことです。水中ハウジングを使うことで、海や川に潜ったり、水がかかってしまうようなアクティビティでも安心して360°写真の撮影をお楽しみいただけます。
既に販売されている水中ハウジングケース TW-1(RICOH THETA V, SC2, SC, Sに対応)をお使いのユーザーから頂いたご要望を反映して、性能や使いやすさを進化させたTHETA X専用水中ハウジングになっています。
TW-2の主な仕様は以下の通りです。
TW-2の主な仕様
・防水性能 :水深40m、60分以内(JIS保護等級8級/IPX8 相当)
・防水機構 :Oリング、バックル
・三脚ネジ穴 :金属
・外形寸法 :約162 x 77.5 x 68mm
・質量 :約230g
・付属品:使用説明書、ストラップ、レンズカバー、吸湿シート、シリコングリス、傷防止シート、反射防止シートA・B
・発売日 :2022年7月22日
・価格 :オープン価格
・対応機種: RICOH THETA X
TW-2の主な特長を画像でご紹介
●Oリングとバックルによる防水機構で40mの耐水性能を実現
Oリングは、取り外しが容易なためメンテナンスしやすいというメリットがあります。付属のグリスをOリングに塗布することで滑りが良くなり、バックルを閉じた際に柔軟に変形し、密閉性を高めることができます。一般的なパッキンの構造は、ねじれなどがあると水が侵入する可能性が高まりますが、TW-2は安心して水中ダイビングでを安心して楽しんでいただける防水構造を採用しました。
●アクリル樹脂製レンズと金属製三脚ネジ穴の採用で耐久性を向上
レンズ部の耐久性を向上させるため硬度が高いアクリル樹脂を採用しました。また、三脚ネジ穴に金属を採用することでネジ部の強度と耐久性、ダイビング機材や手袋を装着した状態での操作の確実性を向上させました。
従来よりも硬度の高いアクリル樹脂でレンズ部を成型するとともに、レンズ部表面にハードコートを施しています。
●レンズ保護専用カバー同梱
レンズ全体を包み込むように保護する専用レンズカバーを同梱したりするなど、レンズ部の擦り傷を軽減させる工夫をしています。
●ボディ形状、レンズコート、映り込み防止シートなど高画質へのこだわり
本体の映り込みが少なくなるように設計したボディ形状や、レンズ表面に施した反射を抑えるARコート、THETA Xに反射した光の映り込みを防止するシートを2種類同梱するなど、 水中でも美しい360°映像が撮影できるように細部にまでこだわった作り込みをしています。
THETA Xにシートを貼り付けた画像
TW-2とTW-1の映り込みの比較画像
赤丸部分が「ボディの映り込み」、青丸部分が「シャッターボタンの映り込み」です。
●水中での操作性にこだわったハウジングのデザイン
水中でも 電源ON/OFF、静止画/動画の撮影モード切り替え、シャッターボタンの操作をケースに入れたままおこなえる優れた操作性に加え、三脚ネジ穴を活用してさまざまなカメラアクセサリーを取り付けられる拡張性も魅力です。THETA Xにはディスプレイがあるので、水中でも設定や撮影画像などの確認が可能です。
※ディスプレイのタッチ操作はできません。
THETA Xと水中ハウジングケース TW-2で撮影した水中写真
実際にTHETA Xと水中ハウジングケース TW-2で撮影したサンプル写真・映像をご紹介します。
THETA Xは高精細な画像が撮影可能な360°カメラです。
画質にもこだわって進化した水中ハウジングTW-2をご利用いただくことでより高画質な水中写真をお楽しみいただけます。
THETAを手放しで水中撮影できる浮力調整機「STAYTHEE」
2022年7月20日~8月20日の期間で予約限定販売をしている「STAYTHEE(ステイシー)」は、水中での撮影の自由度を上げてくれる、カメラ用の浮力調整機です。
THETAの水中ハウジングと合わせて装着することで、水中でカメラを好みの高さに浮かせたまま、手放しでの撮影が可能になります。
STAYTHEE公式サイト:https://staythee.ricoh/
以上、THETA X専用の水中ハウジングケースTW-2についてご紹介しました。
撮影の幅を広げるアクセサリーを活用し、より一層さまざまなシーンでTHETA Xをお楽しみください。
その他、自撮り棒や一脚などのアクセサリーはこちらから御覧ください。