皆様、こんにちは。
12月13日(金)に発売になる、RICOH THETA SC2について新機能、プリセット・アニメーションフォト編をお送りいたします。
SC2からは新しい機能としてプリセット、アニメーションフォトが追加されました。
シーンに合わせた3つの撮影モード Preset
難しい設定をしなくても特定の被写体や撮影シーンで最適な撮影を実現するプリセット(顔・夜景・車窓のモード)を搭載しました。
※スマートフォンアプリで選択したプリセット1種類を、カメラ本体側のモードボタンを操作することで読み出せるようになります。
それぞれのカメラ表示アイコン
また、水中撮影時に最適なホワイトバランスを調整する水中モードも新規追加(こちらはホワイトバランス設定内にあります)。
では、それぞれの特徴と作例を見ていきましょう。
顔モード:
人物の顔を検出し、画像の中心に配置するほか、露出補正やノイズリダクションにより、顔を美肌に見せるモードです。
被写体の顔が一段明るく見えます。THETAを使った自撮りなどに活躍します。
夜景モード:
画像合成によるノイズ低減やDR(ダイナミックレンジ)補正によって夜間でもきれいに撮影できるモードです。こちらは三脚を使用しての撮影が前提となります。
下の比較画像ではサイネージのハイライトの描写に注目いただくと夜景モードの効果がわかりやすいと思います。
車窓モード:
2つのレンズを独立して制御することで、車内外や舞台など大きな明暗差があるシーンで対象物を明るくはっきりと撮影できるモードです。
明るく白飛びしやすい空の部分と、黒つぶれしてしまいやすい車内もどちらもしっかりと明るく撮影できています。
車窓モードという名前ですが、バス・電車・飛行機の窓ではもちろん、展望台のような屋内と屋外の明暗差が大きい場面でもぜひ積極的にご活用ください。
アニメーションフォト新規搭載
スマートフォンのカメラで撮影した静止画とRICOH THETAで撮影した360°の全天球画像を編集アプリTHETA+(注)で合成することで、画像をタップすると360°の全天球画像がアニメーションとして表示される「アニメーションフォト」を生成できます。
(注)2019年12月12日アプリバージョンアップ実施
Live Photos(iOS) ・動画(AndroidTM) として再生・共有が可能なため、専用のビューワーアプリを持っていない人でも手軽に再生と共有ができます。
2020年春には、THETA基本アプリで静止画と360度全天球画像を同時に撮影し、全天球画像はアニメーションにして静止画と合成しアニメーションフォトを生成する機能を搭載予定です。
以上SC2について解説を行ってまいりました!参考になりますと幸いです。(大原)