RICOH THETA(リコーシータ)シリーズ用のアクセサリーとしてBluetooth® リモコン「リモートコントロール TR-1」が2021年3月19日(金)に新発売となりました。
この記事では、誰でも簡単に接続できてスマートフォンと無線接続しなくても手軽に遠隔でシャッターが切れる「リモートコントロールTR-1」の商品詳細をご紹介したいと思います。
「リモートコントロールTR-1」の主な特徴
THETA本体のシャッターボタンを押す撮影方法だと、指や撮影者の写り込みが避けられません。指の写り込みをなくしたり撮影者が隠れてその場の空間を記録したい場合には、本体のセルフタイマー機能を使用したり、スマートフォンと無線接続してリモート撮影を行うなどの対応が必要でした。これらの撮影方法は、セルフタイマーのカウントダウンを待たなければならなかったり、スマートフォンとTHETAの接続が面倒だったりのマイナス点があり、THETAをご利用の方からは遠隔でシャッター操作が可能なリモコンがほしいというご要望を多く頂いておりました。
今回純正アクセサリーとして発売する「リモートコントロールTR-1」は、THETA本体と安定して簡単に接続できる純正リモコンとしての基本機能はもちろん、純正自撮り棒「RICOH THETA Stick TM-2/TM-3」に装着して使用可能な製品となっております。
「リモートコントロールTR-1」の特徴
●スマートフォンと無線接続しなくても手軽にリモート撮影が可能
●付属のアタッチメントホルダーで自撮り棒「RICOH THETA Stick TM-2/TM-3」に装着して使用可能
●ボタンでシャッターを切るだけの簡単操作
●厚さ12mmの薄型サイズ
●防滴構造のためアウトドアでも安心して撮影することが可能
●Bluetooth Low Energyの省電力設計
●8時間連続でTHETAとペアリング状態を維持(再接続での手間が無い)
●コイン形リチウム電池CR2032使用
●対応機種:THETA SC2, THETA SC2 for Business, THETA V, THETA Z1 (2020 年 9 月現在)
「リモートコントロールTR-1」は親指大サイズの純正リモコンです。
では、実際に「リモートコントロールTR-1」を写真で見てみましょう!
リモコン表面は少し粗目の質感になっており、小さいながらも感触がよくしっかりと操作が可能です。
THETA本体とのサイズ感の比較です。THETAのフォルムと親和性が高い柔らかい曲線のデザインです。
TR-1は常に省エネでスタンバイしています。シャッター&電源ボタンを長押しで起動しLEDが光ります。
本体裏側にはストラップ穴の設定がありますので、安心してご利用いただけます。
(※サンプル版のためぼかしを入れております)
THETAとリモートコントロールTR-1の接続方法
一度THETAとリモコンがペアリングされると連続8時間維持されます。市販のBluetoothリモコンはおよそ数十分(ものによっては数分)で自動的にオフになることが一般的で、頻繁にTHETAとの接続が切れ再接続が手間です。TR-1は8時間連続起動していますので、旅行など半日歩き回っても常にTHETAとペアリングされた状態を維持できます。
THETA SC2 / SC2 for BusinessとTHETA Z1/Vで接続方法が異なります。
リモコン接続方法についてはTips記事「リモコンの使用方法(Z1/V/SC2)」も合わせてご確認ください。
THETA SC2 /SC2 for BusinessとリモートコントロールTR-1の接続方法
・セルフタイマーボタンを長押しして、表示部のリモコンマークを点滅させます。
・リモコンのシャッターボタンを長押しし、LEDが点滅したら手を離します。
・接続が成功すると、リモコンのLEDが緑色で3回早く点滅し、THETA 本体表示パネルのリモコンアイコンが点灯します。
・リモコンの電源をオフにするには、シャッターボタンを3秒以上長押ししてください。LEDが赤く点滅し電源がオフになります。
THETA Z1 /VとリモートコントロールTR-1の接続方法
THETA Z1/Vの本体のファームウェアを最新にする(Tips記事:ファームウェアのアップデート方法)ことで、Remote Control プラグインが自動的にインストールされます。
−THETA Z1
Modeボタンを長押しし、プラグインの中からRemote Controlを選択。シャッターボタンでOKを押してプラグインを起動します。次に、リモコンのシャッターボタンを押して接続します。接続後、Modeボタンで「Exit Plug-in」を選択することでリモコンでの撮影が可能になります。
−THETA V
スマホかPCでのTHETAアプリ上であらかじめRemote Control プラグインを選択します。使いたいときは、本体のModeボタンを長押しすることでいつでもRemote Control プラグインを起動することができます。リモコンと接続し始めるとTHETAの白ランプが点滅し、接続が完了すると白ランプが点灯に変わります。
純正の自撮り棒「RICOH THETA Stick TM-2/TM-3」と組み合わせて使用すれば一層快適に撮影可能!
純正の自撮り棒「RICOH THETA Stick TM-2/TM-3」(2019年8月発売)と組み合わせて使用できるようにアタッチメントが付属します。
アタッチメントにはTHETAマークのエンボス加工があります。
純正の自撮り棒「RICOH THETA Stick TM-2/TM-3」(2019年8月発売)と組み合わせて使用することで、高い位置での固定撮影や、手元のボタン一つでリモート撮影ができるなど、さまざまな場面でより快適に撮影することができます。
動画でも特徴と使用方法を紹介していますのでぜひご覧ください!
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