こんにちは。
本日はTHETA V/SC用レンズキャップ TL-1、THETA Z1用レンズキャップ TL-2について詳しく解説をしたいと思います。
TL-1/TL-2の製品詳細と特徴
特徴:レンズ部を保護するコンパクトな専用キャップです。
内装素材の工夫と専用の設計により、挿抜時にレンズに傷がつきにくく、本体底面部にも装着が可能なため、平らなテーブルの上にRICOH THETAを置いた時に安定して撮影できます。
「レンズキャップ TL-1」
価格:オープン価格
発売日:2019年3月8日
対応機種:RICOH THETA V、RICOH THETA SC
本体色:グレー
「レンズキャップ TL-2」
価格:オープン価格
発売日:2019年3月下旬(RICOH THETA Z1と同時発売)
対応機種:RICOH THETA Z1
本体色:ブラック
製品外観
外側の素材はPC(ポリカーボネート)を採用しレンズキャップというその名にふさわしい硬さがあります。
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キャップの内装はPCより比較的柔らかいTPU(熱可塑性ポリウレタン)素材を採用しており、さわるとマットな感触があります。
見えにくいのですがキャップ内側底面に、THETA挿入時のストッパーとして役目をはたす弾力性のあるゴムが貼り付けされています。
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実際にTHETAに装着したところ
底面側からも差し込むことができます。
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本体付属のソフトケースとの比較
レンズに対する衝撃などの外圧に関してはレンズキャップの方がより安心感があります。
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脱着時のコツ
TL-1/TL-2とも不用意なレンズキャップの脱落を防ぐ目的で、硬めの装着感になっております。
ここでは脱着のコツについて解説します。
①キャップをはめ込んだ状態から、Θのロゴマークのあたりを挟むようにして持ちます。
②そのままのキャップをTHETAから抜いてください。
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この一連の動作に慣れるとスムーズに着脱いただけると思います。
「キャップが勝手に抜けにくい」「レンズ部分がしっかりガードされている」というカメラとレンズを扱う際に重要な安心感と、撮影のワークフローを邪魔しないスムーズな着脱をお楽しみいただけると思います。
利用シーンが広がるTL-1/TL-2
✓ レンズ部分へのガード力があり、持ちはこびに安心感があります。
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✓ デスク周りなどで立たせた状態でTHETAを保管が可能です。
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✓ キャップを底部にはめ込むことで簡易撮影スタンドとして利用が可能です。
※キャップの写り込みがあります。
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企画者からヒトコト
THETA Lab.での記事化にあたり、企画担当者清水に話を聞きました。
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●このキャップのアピールポイントは?
レンズをしっかりとガードできることが一番のアピールポイントです。
ベースとなるパーツに樹脂層を追加することで単一材料では実現できない特性を両立する二色成形としており、それぞれの特性を組み合わせてレンズを守ることができます。
●なぜこの製品を企画しましたか?
アンケートなどでユーザー様から「付属のソフトケースだとレンズ部分のガードや圧迫が気になる」「撮影時にTHETAをそのまま立てると不用意に倒れやすい」というお声をいただいておりました。
そこでレンズキャップとスタンドとしても使え、2つのお困りごとを解決できる製品を作ろうと企画しました。
●どんな方に使っていただきたいですか?
もちろん、すべてのTHETAユーザー様にご利用いただきたいのです(笑)
特に専用自撮り棒TM-2やTM-3をご購入のお客様は便利にご利用いただけると考えます。
このキャップは電源ボタン周りに即座にアクセスできるので、
「電源を入れ、キャップを外し、自撮り棒を伸ばす」という一連の撮影ステップをスムーズにお楽しみいただけます。
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●裏話があれば教えてください。
キャップの挿抜感が非常に繊細で、寸法バラツキを考慮しながら0.01mm単位で設計・試作を重ねました。
結果として試作品はそれぞれ100個以上つくりました。
はめ込みがゆるくて持ったときに落ちてしまうことを避けたいという思いが込められています。
以上、THETAのご利用の参考になると幸いです。(大原)
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