皆さんこんにちは!この記事では、「360度カメラ」に興味はあるけれど、いまいちどういったモノかよく分からない詳しく知りたいという人のために仕組み、魅力、メリット・デメリット、選び方についてご紹介したいと思います!
360度カメラとは?何ができるの?
そもそも360度カメラとはどのようなカメラかご存知でしょうか?
簡単にいうと自分を取り囲む「全ての景色・空間」を撮影することができるカメラです。
●できること:上下左右360度を1ショットで1つの写真・動画に収めることができる。
●仕組み:180度以上映る広角レンズを2枚搭載しそれぞれのレンズで同時に撮影、その画像を”スティッチ”という映像を繋ぎ合わせる処理を自動で行い360度写真、映像を生成する。
RICOH THETAは2013年の発売以来「全天球カメラ」と称し、自動でスティッチング処理をして1ショットでカンタンに360度映像(下)を撮影できることを製品の特徴としています。
※360度の写真は複数枚の画像を撮影し自分で画像編集でつなぎ合わせて作ることも可能ですが、特別な知識や技術が必要なのです。
スマホのパノラマ撮影のように、カメラを動かして撮影する必要があると思われることが多いのですが、その必要はなく「ボタン1ショット」でこのような360°写真を撮影することができるのです!
360度カメラのメリットや楽しみは?
一眼レフやミラーレスカメラはもちろん、現在ではスマートフォンでもびっくりするほど高画質な写真を残すことができます。では、あえて360度カメラを使うとどのようなメリットや楽しみを得られるのでしょうか?その魅力についてお伝えしたいと思います。
●その場にいるような、臨場感ある記録や思い出が残せる
一眼レフやスマホの写真との大きな違いは「フレームで空間の一部を切り取る」のではなく「撮影場所の空間そのまま360度全方位を写真・映像に残す」ことです。
あとで振り返った際に、まるでその場にいるような圧倒的な臨場感のある写真を残すことができます。家族や友人と過去の写真を振り返るときはとても楽しいですよね!もしも、360度の写真で振り返ることができるとより一層盛り上がって楽しめるのではないでしょうか…?
例えば、、、
・旅行で絶景スポットを訪れた際や、結婚式などの一大イベントの際に360度カメラで撮影しておくことでその場の空間を切り取ったように思い出を残せる。
・撮影時に気づかなかった自分の後ろで起きていた出来事に気がつく。
・普段の飲み会で全員集合している写真を撮影する。
・子育て中、家族の団らんなどの日常の何気ないシーンを残しておくと数年後に見返した時、その空間にタイムスリップしたような気持ちになる。
※360度写真を編集アプリで切り出し
「その場の空間を1ショットでまるごと記録する」ことは、どれだけ広角のレンズを備えた一眼レフカメラや最新のスマートフォンでも困難です。
360度の空間全部を記録し「あとから圧倒的な臨場感で振り返る」ことができるのは360度カメラならではのメリットや魅力といえます。
●構図やカメラの設定を気にせず撮影できる
一眼レフなどのカメラで写真撮影をする際は、
「どのくらいズームする?カメラの設定は?どこにピントを合わせる?」
などなど、どうしても四角形のフレームで構図やカメラの設定に気を使いながら撮影する必要があります。それらを使いこなすことも楽しみですが、カメラの扱いに慣れていないと良いカメラを買ったにも関わらず、なかなか思うように撮れずに撮影のチャンスを逃してしまったり苦手意識を持っていたり経験がある人も多いのではないでしょうか?
360度カメラは構図にフレームという制約がなく周辺を一気に記録するため、カメラのように構図を気にする必要がありません。またオート撮影を基本としパンフォーカス(広い範囲にピントが合う画角とフォーカス位置と絞り)の設定になっているため特別な知識やダイヤルやリングを操作するなどカメラの操作の必要がなく、シャッターを押すだけで自動的に最適なカメラ設定で最適な写真を撮ることができます。
集合写真を撮ったり自撮りをする際にも、電源をONしてシャッターを押すだけ。ダイヤルなどの操作せずにコンパクトで片手撮影が可能。周りのものはワンショットで全て収めることができるので誰かが見切れてしまったりする心配もなくとても心強いのです!
また、小さなお子様を抱えている人や旅行やアウトドアで記録を残したいと考えている方にも、360度カメラの記録性、構図や設定を気にしなくて良いことはもちろん、片手が空くというのは大きなメリットになるのではないでしょうか?
RICOH THETAは、上で紹介した360度カメラの特徴と魅力を最大限楽しんでいただけるように「すばやい機動性」「コンパクトで撮影しやすい本体デザイン」「オートを基本とした撮影」を採用しています。
●360度写真の編集も楽しい!
360度写真は撮影した後の編集でも楽しむことができます。
もちろん、360度の中から自分の見せたいものを自由にトリミングして切り出すことも可能です。
RICOH THETAはTHETA+という編集アプリがあり、ミラーボール、リトルプラネット、2画面、フラット、ストレートなど360度写真を編集して書き出すことができます。
1枚の360度写真から、いろいろな編集の仕方で印象が全く異なる写真を作ることができるので、編集そのものも楽しむことができます。
例)リトルプラネットで天地を逆に編集
ユーザーの皆さんが編集した360度画像は Instagramの #THETAのある生活 などのハッシュタグで見ることができますので、見てみてくださいね!
360度カメラの弱点、デメリット
様々なシーンで活躍が期待できる360度カメラですが、その仕組み上の弱点やデメリットもあります。購入前に把握しておきましょう!
●撮影者が写りこんでしまう
もしも撮影者が一緒に写っている写真ではなく、ハイクオリティな映像作品や場所のみの記録を目的として360度写真を撮影したい場合、そのまま撮影するとシャッターを押す人が写り込んでしまうことは360度カメラの弱点・デメリットと言えるかもしれません。
この問題に関しては心配する必要はありません!
RICOH THETAには撮影者の映り込みを回避する手段として、以下の方法があります。
・スマホのアプリから遠隔シャッター
・セルフタイマー機能で隠れる
・プラグイン機能(V.Z1)で時差撮影
Time Shift Shootingで撮影
撮影者の映り込みがないように撮影された360度写真は不動産の物件紹介や現場確認などのビジネス用途にもご活用頂いております。
参考)セルフタイマーモードで撮影
参考)RICOH THETAのおすすめプラグイン3選!新しい機能を追加して楽しもう!【その2】時間差で撮影者が写り込まない!「Time Shift Shooting」
●ズームができない
デジカメには当たり前についているズーム機能がありません。
空間全てを切り取りたいという用途に向いているカメラであるので、あとからクロップすることも可能ですが、一眼レフなどの光学ズームレンズのように遠くのモノを高精細に大きく捉えたい用途はあまり得意ではありません。
後悔しない!360度カメラの選び方
RICOH THETA以外にも360度撮影が可能なカメラが販売されています。
ここでは初めて360度カメラを選ぶ際のポイントについてカンタンなアドバイスをしたいと思います。
使いたい用途や撮りたい写真から欲しい機能を明確にする
まずは想定される撮影の目的や撮影環境から、どのようなカメラが必要かを考えてみましょう。
用途や撮りたい写真を明確にすることによって、必要なカメラが見えてきます。場合によっては360度カメラではなく広角レンズを備えたウェアラブルカメラの方が向いている場合もあるかもしれません。
・360度撮影:広角カメラでシーンを広く切り取れればOKか、360度で空間を残したいのか。
・利用場所:アウトドアシーンや水辺で空間を記録した場合、防水防塵性能も必要
・使用方法:手持ちでOKなのか、スポーツ中に撮影したいのか、自撮り棒などの各種アタッチメントの充実具合
・カメラ性能:「家族・友人との思い出を残す」「映像作品を作って発表したい」「星空が撮りたい」などなどで必要なカメラ性能
・編集:編集はどの程度までしたいのか アプリやRAW編集対応の有無
などなど。
RICOH THETAであれば、使いたい用途や撮りたい写真に合わせて必要なスペックを選んでいただけるように3種類のモデルを展開しています。
手軽に360度撮影を楽しみたい方にオススメな4色展開のTHETA SC2というスタンダードモデル、プラグイン機能が使えるアドバンストモデルのTHETA V, 大きいイメージセンサーとレンズ搭載でRAW撮影もでき、本格的な映像作品の制作にもおすすめなTHETA Z1というフラッグシップモデルをラインナップ。
また普段の撮影を楽しんでいただけるように純正の自撮り棒やケースなどのアクセサリーも充実しております。アクティビティにもお使いいただけるようなアクセサリーを準備しており、アウトドア、水辺でもご利用OK。更にTW-1というV,SC用の水中ハウジングを使えばダイビングでもご利用いただけます。
手持ちのスマホに連携できると楽しい!
多くの360度カメラは、スマホから閲覧や操作・保存・編集ができるようになっています。自分のスマホと連携できるかを確認しましょう。
アプリの操作性も要チェックなポイントです。
RICOH THETAは以下のアプリ、ソフトを用意しています。
・基本アプリ(スマートフォン用)…全天球イメージの撮影・閲覧・共有が可能
・編集アプリ(スマートフォン用)…撮影した全天球イメージの編集が可能
・パソコン用アプリケーション…撮影した全天球イメージの変換・閲覧・共有が可能
参考)アプリケーションを使えばRICOH THETA の世界がもっと楽しく
携帯性・操作性が良いものを
普段持ち歩いているアイテムがひとつ増えることになるので、360度カメラの操作性や携帯性も重視してほしい大切なポイントです。
・使おうと思い立った時にすぐに気軽に使えるか(起動の早さ)
・小さくて軽く、バッグやポケットに常に入れておけるか (コンパクト軽量)
・愛着を持って使うことができるか(デザイン・質感・カラーバリエーション)
まずは体験してみよう
360度カメラには、空間ごと切り取って思い出を残せるという他のカメラでは味わうことのできない魅力があります。ここまで読んでいただき360度カメラについて興味を持ってくださった方は、実際にシャッターを押して360度写真を撮影し「あ!本当に360度全部写ってる!」とワクワクする瞬間をぜひ体験していただきたいです!
RICOH THETAは全国の家電量販店やリコーイメージングスクエアで実際に手にとって体験することができます。
RICOH THETAに興味がありもっと知りたいという方は是非こちらの特設サイトも覗いてみてくださいね!