THETAは、180°を超える広い画角の魚眼レンズふたつを使い、同時撮影した2枚の画像を合成して360°全天球画像を生成しています。魚眼レンズは広い範囲を写し取れるという特徴のほか、遠くの被写体はより小さく、近くの被写体はより大きく写り、遠近感が顕著に表れやすいという特性があります。この遠近感を意識して被写体との距離を決めることで、実際にはあり得ないくらい大小の差をつけるなど、強烈なインパクトやメリハリを生み出すことができます。また、リトルプラネットなどに編集する際にも遠近感が生きてきます。
モノの場合は近づいたほうがインパクト大
たった1m離れただけでもTHETAの魚眼レンズでは小さく映ります。逆にTHETAが被写体に近づくほど遠近感が誇張され、より印象的な姿として写っていることも分かります。