応用

撮影者が映り込まない撮影方法(SC2 for Business)

THETA SC2 for Businessでは、フロントレンズ側とリアレンズ側を別々に時間差で撮影して合成する「タイムシフト機能」が搭載されています。この機能を使用することで、物陰など隠れる場所が無い場所でも、撮影者が映り込まずに撮影することが可能です。

1回目の撮影時にはシャッターボタン側に、2回目の撮影時にはシャッターボタンの反対側に移動することで、撮影者が写りこまない画像が撮影できます。

具体的な撮影方法は以下の通りです。

【撮影方法】

1.   THETA SC2 for Businessの電源ボタンを押して電源をON、無線がOFF(無線アイコンが消灯)になっている場合は無線ボタンを押して無線をONにする。

2. スマホのTHETAアプリを立ち上げ、THETA SC2 for Businessと無線で接続する。無線接続の方法についてはこちら

3.スマホアプリにて、モードが「Room」になっていることを確認し、撮影画面の右上にある「撮影設定」のアイコンをタップする。

※「タイムシフト」はプリセットの「Room」で起動している時のみ使用できる機能です。通常の静止画、動画撮影時には使用はできません。

4. 撮影設定の「タイムシフト」をONにする。

 ※「タイムシフト」の機能がONの状態でカメラの電源をOFFにしても、タイムシフトONの設定は維持されます。各機能の設定変更とその挙動については下記の表を参照。

※1 セルフタイマーをOFFにした時は「タイムシフト」の機能は働きません。

 ※2 「タイムシフト」で行う2回の撮影のセルフタイマーの秒数は共通です。

※カメラ本体の液晶画面に 1|2 のアイコンが表示されている時が、タイムシフトの機能がONになっている状態です。

5. カメラのシャッターボタンを押す or スマホアプリの撮影ボタンを押す。

6. 最初に、シャッターボタンの反対側のレンズで撮影が開始。撮影者は、撮影側のレンズに映り込まないよう、「シャッターボタン側」に移動する。

7. 続いてタイマーで設定した秒数後(デフォルトでは5秒)に反対側のレンズでの撮影が自動的に開始する。撮影者は「シャッターボタンと反対側」に移動。

8. 完成!撮影者が映らない撮影が完了。スマホに転送した画像で確認する。

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